会長あいさつ

大阪市PTA協議会
会 長 山 内 憲 之

PTA会員の皆様へ

令和5年度の大阪市PTA協議会の会長に就任いたしました、山内憲之と申します。
 本年度の活動に際して、努力目標として「共に創り、喜びを分かち合う、笑顔のPTA活動 子どもたちの未来を見据えて、時代と共に、そして一歩先へ」とのスローガンを掲げさせていただきました。
 PTA活動は、一部の特定の保護者によって行われるものではなく、すべての保護者で共に進めていきたい、という思いを込めています。
 もとより、近年の価値観の多様化や、ライフスタイルの変化等により、PTA活動のあり方にも変革が求められており、また、PTAの存在意義自体が問われる場面も出てきていると感じております。
 そういった、時代とともに移ろう価値観をしっかり捉えつつも、子どもたちの未来のために保護者として何ができるかを常に考えていくべきことは、時代を問わず普遍的に重要なものであると信じております。
 大阪市PTA協議会は、設立からすでに70有余年の歴史を数えております。これまでの、各PTA会員の皆さまの尽力に思いをいたすとともに、現会員の皆さまと力を合わせ、「百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)に一歩を進む」の精神で、歩みは小さくとも、共に活動を進めてまいりたいと考えております。
 気負ったごあいさつとなりましたが、各会員の皆さまには、まずはPTA活動を楽しんでいただきたいと考えております。
 この2年ほど、新型コロナ感染症の影響で、多くの単位PTA、各区PTA協議会におかれても、活動がままならない状況であったかと存じます。コロナ禍はまだ予断を許さない状況ではありますが、少しずつ、活動の通常化の動きが見られているかと思います。大阪市PTA協議会としましても、今年度も、PTA会員相互の親睦を図るべく、行事等を推進・提案してまいる所存です。
 PTAは、社会教育法に根拠を置き、公の支配に属さず自主・自律した活動を行う社会教育団体です。単位PTAの各会員の皆さま、各区PTA協議会の皆さまと連携し、子どもたちそして保護者の思いを、行政機関はじめ関係諸団体に届けるべく、今後も尽力してまいります。
 会員の皆さまのご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。